第1回浄化槽四国合同セミナーを開催

令和6年10月18日(金)、全浄連四国地区協議会が主催する「第1回浄化槽四国合同セミナー」が高松国際ホテルで開催された。本セミナーは、令和5年5月25日付環境省 環境再生資源循環局長通知「浄化槽法に基づく維持管理の徹底について」(環循適発第2305255号)に基づき、浄化槽法に則った維持管理の徹底と、その適正な指導方法等を普及・敬蒙することを目的とし、(一社)全国浄化槽団体連合会 四国地区協議会が企画し、四国管内の浄化槽担当行政関係者及び浄化槽業界関係者を対象に開催したものである。はじめに全浄連四国地区協議会の会長でもある公益社団法人香川県浄化槽協会 山条忠文会長が開会の挨拶を述べたあと、環境省環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課 浄化槽推進室長の沼田正樹氏と、香川県環境森林部長の秋山浩章氏より来賓挨拶をいただいた。その後、沼田室長による講演1「浄化槽行政の現状と課題」と題して講演が行われた。講演2では、「特定既存単独処理浄化槽の転換に向けた鹿児島県の取組みについて」と題し、公益財団法人鹿児島県環境保全協会 事務局長の木佐貫隆氏による講演が行われた。最後に、全浄連四国地区協議会副会長である一般社団法人高知県浄化槽協会会長の田村幸彦氏より閉会の挨拶が行われ、閉会となった。

しらべてみよう水 -体験型環境学習実施-

令和6年10月16日(水)、高松市立多肥小学校4年生215名を対象に、環境学習を実施した。1時限目では、地球の水循環や私たちの日常的な水の利用方法、汚れた水を浄化槽などで綺麗にする仕組み、さらに微生物の役割について座学を行った。2時限目では、学校近くを流れる春日川の上流と下流の水を使用して、COD(化学的酸素要求量)と透視度を測り、上流と下流の違いを比べる実験を行った。最後に、本日の授業を通じて気付いたことや学んだこと、生活の中で汚れた水を多く出さないために私たちができることをワークシートに記入し発表した。この環境教育は、香川県環境森林部環境政策課が実施する「体験型環境学習プログラム実施事業」の一環であり、平成28年度より体験型環境学習プログラム実施団体として当協会が実施しているものである。

水環境出前講座実施

令和6年10月10日(木)、高松市立川島小学校で4年生63名、令和6年11月15日(金)、高松市立川岡小学校で4年生56名を対象に環境学習を実施した。1時限目の座学は、地球の水循環の説明や、人が一日に使用する水の量を計算し水の大切さを学んだ。2時限目の実験では学校近くの川の上流・下流の水でCOD(化学的酸素要求量)や透視度の計測を行い、違いを数値化して確認した。また、これらの水質を計測する道具が無くても、川に棲む水生生物により、ある程度の水質判定が出来ることを教わった。その他にも、川岡小学校では、水の入ったペットボトルを使用し、トイレットペーパーとティッシュペーパーで溶け方の違いを見る実験も行った。最後に今日の授業を受けて気付いたことや分かったことをワークシートに書き込み発表した。この水環境出前講座は、高松市都市整備局下水道部下水道業務課が主催する環境学習で、令和元年度より高松市からの委託事業の一環として当協会が実施しているものである。

令和6年度市町職員研修会(現地研修)開催される

令和6年10月9日(水)、香川県合併処理浄化槽推進協議会は、浄化槽設置整備事業における各市町の担当職員が実施する完了検査業務が円滑に行われることを目的として、市町職員研修会(現地研修)を土庄町で実施した。当協会からは、検査第1課の宇賀神副主幹と水田係長が講師として出席した。参加した各市町の担当職員の方々にとって、今後の業務に役立つ有意義な研修会となったものと思われる。

第38回全国浄化槽大会が開催される

令和6年10月1 日(火)、浄化槽関係団体13団体で構成する「浄化槽の日」実行委員会は、東京・市谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で第38回全国浄化槽大会を開催した。全国から多数の関係者が出席し、浄化槽適正整備推進決議の採択や浄化槽に関する功労者の表彰が行われた。当協会からは山野理事が国土交通省不動産・建設経済局長表彰を受賞された。続いて、記念講演では、法政大学人間環境学部の湯澤規子教授が「水環境から考える人間と環境の関係史」と題し講演を行った。大会後に行われた懇親会には多くの国会議員が駆けつけ祝辞を述べた。