水環境出前講座実施

令和5年10月31日(火)高松市立一宮小学校で4年生120名を対象に環境学習を実施した。1限目は座学として、地球の水循環の説明や、人が一日に使う水の量を計算して水の大切さを学んだ。浄化槽でよごれた水をきれいにする仕組みについても説明を行い、休み時間にはタブレットで浄化槽に棲む微生物の動画を観察してもらった。2限目はトイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方の違いを確認する実験や、学校近くの川の水で水質実験を行った。上流と下流の透視度とCODを計測し、違いを数値化して確認した。まとめとして、今日の授業を受けて気付いたことや分かったこと、汚れた水を多く出さないために私たちができることをワークシートに書き込み発表した。この水環境出前講座は、高松市都市整備局下水道部下水道業務課が主催する環境学習で、令和元年度より高松市からの委託事業の一環として当協会が実施しているものである。

善通寺農商工夢フェスタ2023に参加

令和5年10月21日(土)、22日(日)善通寺五岳の里市民集いの丘公園で開催された善通寺農商工夢フェスタ2023に参加した。浄化槽の維持管理に関する内容を大型モニターで視聴するミニ講座、浄化槽普及啓発パネルの展示、浄化槽の維持管理に関するクイズ、水環境クイズ(子供向け)、浄化槽相談コーナーなどにより普及啓発活動を行った。2日間で浄化槽ミニ講座を視聴した人数は217名で、子供向けの水環境クイズには412名が挑戦した。また、浄化槽相談コーナーでは、浄化槽ミニモデルを使用した仕組みの説明や、単独浄化槽から合併浄化槽への転換に関する相談など、さまざまな質問や相談が寄せられた。このイベントを通じて、水環境について親子で話したり考えたりする良い機会となった。

                  

第37回全国浄化槽技術研究集会開催される

令和5年10月10日(火)、11日(水)(公財)日本環境整備教育センター主催の「全国浄化槽技術研究集会」が横浜市のパシフィコ横浜で開催され、2日間で延べ700名が参加した。10日は大会式典や兵庫県佐用町長の庵逧典章氏が「人口減少を見据えて~合併浄化槽のさらなる活用について~」と題して特別講演を行い、続いて次回開催地の(一財)長崎県浄化槽協会 理事長 西川勝則氏より挨拶が行われた。その後、研究発表が行われ一日目は閉会となった。二日目の11日は環境省、国土交通省、農林水産省、総務省、内閣府による行政報告や、(公財)日本環境整備教育センターより情報報告が行われた。午後からは浄化槽行政担当研究会、浄化槽検査員研究会に分れてそれぞれ開催され、閉会となった。

第37回全国浄化槽大会が開催される

令和5年10月2 日(月)浄化槽関係団体13団体で構成する「浄化槽の日」実行委員会は、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターで第37回全国浄化槽大会を開催した。全国から多数の関係者が出席し、浄化槽適正整備推進決議の採択や浄化槽に関する功労者の表彰が行われた。当協会からは山下理事が環境大臣表彰を、横井副会長が国土交通省不動産・建設経済局長表彰を受賞された。
続いて、記念講演Ⅰでは、福岡県田川市環境政策課汚水処理対策室 室長 廣末貢一氏が「浄化槽による持続可能な汚水処理手法の確立」と題し講演を行った。記念講演Ⅱでは、落語家の三遊亭良楽氏が「浄化槽」をテーマに創作落語を披露した。
大会後に行われた懇親会には多くの国会議員が駆けつけ祝辞を述べた。

自衛消防訓練を実施

令和5年9月21日(木)15時より当協会において自衛消防訓練を行った。所内在勤者を対象とし、2階給湯室より火災が発生したという想定で「避難訓練」、「通報訓練」、「消火訓練」を行った。
 消防機関への模擬通報の後、消火器の操作方法について説明を受け、訓練用の水消火器を使って消火訓練を行った。