令和5年11月10日(金)香川県からの委託事業である浄化槽維持管理強化指導業務の一環として、今年度は、西讃事務所管内及び琴平町内に事務所を開設している保守点検業者の浄化槽管理士を対象とした保守点検技術向上現場研修会を、三豊市内にて開催した。講師に公益財団法人日本環境整備教育センター参事の仁木圭三氏を迎え、午前中は「性能評価型浄化槽の特徴と留意点について」をテーマに、三野町生涯学習センターにて講習を行った。また、午後からは現場研修として同施設の浄化槽について、維持管理を行う上での留意点について説明し、その後パックテストを使用して硝酸やアンモニウムの測定実習を行った。参加者からはたくさんの質問が飛び交い、大変有意義な現場研修会となった。
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令和5年度浄化槽啓発ポスター表彰式
令和5年11月7日(火)坂出市役所2F大会議室にて入賞者表彰式を行った。山条会長より入賞者へ賞状と副賞が授与された。 また、令和5年10月25日~11月1日までの間、坂出市民ギャラリーかもめで、令和5年10月26日~11月1日までの間、東かがわ市交流プラザ1Fロビーで、浄化槽啓発ポスター作品展とあわせて、啓発パネルやミニモデル展示による浄化槽の普及啓発活動を実施した。
水環境出前講座実施
令和5年10月31日(火)高松市立一宮小学校で4年生120名を対象に環境学習を実施した。1限目は座学として、地球の水循環の説明や、人が一日に使う水の量を計算して水の大切さを学んだ。浄化槽でよごれた水をきれいにする仕組みについても説明を行い、休み時間にはタブレットで浄化槽に棲む微生物の動画を観察してもらった。2限目はトイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方の違いを確認する実験や、学校近くの川の水で水質実験を行った。上流と下流の透視度とCODを計測し、違いを数値化して確認した。まとめとして、今日の授業を受けて気付いたことや分かったこと、汚れた水を多く出さないために私たちができることをワークシートに書き込み発表した。この水環境出前講座は、高松市都市整備局下水道部下水道業務課が主催する環境学習で、令和元年度より高松市からの委託事業の一環として当協会が実施しているものである。
善通寺農商工夢フェスタ2023に参加
令和5年10月21日(土)、22日(日)善通寺五岳の里市民集いの丘公園で開催された善通寺農商工夢フェスタ2023に参加した。浄化槽の維持管理に関する内容を大型モニターで視聴するミニ講座、浄化槽普及啓発パネルの展示、浄化槽の維持管理に関するクイズ、水環境クイズ(子供向け)、浄化槽相談コーナーなどにより普及啓発活動を行った。2日間で浄化槽ミニ講座を視聴した人数は217名で、子供向けの水環境クイズには412名が挑戦した。また、浄化槽相談コーナーでは、浄化槽ミニモデルを使用した仕組みの説明や、単独浄化槽から合併浄化槽への転換に関する相談など、さまざまな質問や相談が寄せられた。このイベントを通じて、水環境について親子で話したり考えたりする良い機会となった。
第37回全国浄化槽技術研究集会開催される
令和5年10月10日(火)、11日(水)(公財)日本環境整備教育センター主催の「全国浄化槽技術研究集会」が横浜市のパシフィコ横浜で開催され、2日間で延べ700名が参加した。10日は大会式典や兵庫県佐用町長の庵逧典章氏が「人口減少を見据えて~合併浄化槽のさらなる活用について~」と題して特別講演を行い、続いて次回開催地の(一財)長崎県浄化槽協会 理事長 西川勝則氏より挨拶が行われた。その後、研究発表が行われ一日目は閉会となった。二日目の11日は環境省、国土交通省、農林水産省、総務省、内閣府による行政報告や、(公財)日本環境整備教育センターより情報報告が行われた。午後からは浄化槽行政担当研究会、浄化槽検査員研究会に分れてそれぞれ開催され、閉会となった。